急な出費は、子どもの学資保険の貸付制度を利用し、工面しました。出費の理由は、主人の勤務先が異動したことでした。今までは、本社勤務、残業手当もあり、一般的な生活を送っていました。しかし、主人が中間管理職、山の上の勤務先に異動になり、生活が一変しました。山の上の勤務先には、電車で最寄り駅に行き、1時間に1本のバスに乗って行きます。最終バスの時間も早く、通勤に大変不便なところでした。仕方なく、自宅から自動車通勤をすることを決断しました。会社からの交通費は、電車賃しか出ず、ガソリン代は自腹でした。そして、給料は初任給に戻され、中学生2人の子どもを抱える家庭が、生活していける額ではありませんでした。ガソリン代は月4万円、どんどん貯金がなくなっていきます。ギリギリまで、銀行の普通貯金から借入れをしていました。そのとき、私は保険代理店の事務のパートをしていました。社長は、元ソニー生命のやり手営業マンでした。お客さんは、個人事業主が多く、リーマンショックの煽りを受け、苦しんでいる事業主さんもいました。その方たちが、子どもの「ソニー生命の学資保険」の貸付制度を利用し、お金を工面していました。私も「郵便局の学資保険」を掛けていたことを、思い出しました。主人に相談し、学資保険の貸付制度を利用し、30万円借りました。そして、銀行の普通貯金に入金し、光熱費など口座引き落としがストップしないように、手を打ちました。学資保険の貸付して頂いたお金は、返金しなければいけません。主人のボーナスで、少しずつ返金しました。私も、もっと収入が良い派遣社員になり、バリバリ働き、生活を支えました。支出を減らすために、光熱費の節約、外食と娯楽をやめ、衣類の購入も必要最低限で、頑張りました。1年後、主人はまた異動で本社に戻りました。しかし、急に給料が増える訳でもなく、節約生活は続いております。ガソリン代の支出がなくなっただけ、ホッとしました。日頃から節約し、急な出費でも対応できるように、貯蓄しておけばよかったと思います。子どもが誕生したら「学資保険」をお勧めします。貸付制度はもちろん、子どもの怪我や病気で入院したときも、生命保険代が出るので安心です。
48歳女性 学資保険の貸付で工面
