50歳、男性、子供の受験のためにお酒を断って願掛け!

いつの世も我が子の事を思わない親はいないと思います。

これは我が子の高校受験の時に僕がした願掛けの話です。

僕は50代、男性、会社員です。

家族は家内、高校1年生になる長男の3人家族。

長男は去年、高校受験を終えて無事、第一志望の高校に入りました。

その高校受験の時、僕は長男が希望の高校に入れるように願掛けをしたんです。

我が家の長男、正直に言うと中学校1年生、そして2年生の時期はあまり勉強が出来る方ではありませんでした。

けれど子供って何がきっかけになるか分かりませんね。

どうも彼なりに自分のこれからの人生、いろいろと考えて決心をしたようです。

高校受験に当たっては当時の彼の学力や学校の成績ではかなり厳しい高校を第一志望にすると言いだしました。

自分の子供そう決心をしたんです。

親としてその希望を否定する理由はありません。

子供はそれまで全然見向きもしなかった学習塾に毎日のように通い一生懸命、勉強をしています。

それこそ親が見ても人が変わったように勉強を始めたのです。

そんな彼の姿を見て、もちろん僕は心の中では彼を応援していました。

もし、希望が叶わず、第一志望の高校に合格しなかったとしても、きっと彼のこの経験はその後の人生の中で大いに役立ってくれるはずですし、なにより彼の自信にも繋がると思ったのです。

けれど、僕は僕なりに考えて、何か自分も子供を応援する気持ちを形に出来ないかと思うようになりました。

子供も中学3年生ですからいろいろと遊びたい盛りでもあります。

そんな気持ちをこらえて自分の将来のために一生懸命勉強をしているのですから僕も何かを我慢する事で願掛けをしようと決心をしたのです。

具体的には子供の受験が終わるまで、大好きなお酒を断つことにしました。

僕は会社員で普段は営業の仕事をしています。

だから会社の付き合いだったり接待だったりとお酒を飲まざるを得ないシチュエーションというものはそれなりに避けられなかったのですが、敢えてそこはお酒を断つようにしました。

大好きなお酒を断つことは僕にとってもかなりキツイ経験です。

けれどキツイ思いをすればするほど子供の希望が現実に近づいているような気がしました。

そしてどうやらそんな僕の気持ちは子供にも伝わったようです。

子供は僕が願掛けをしていると知ってからというもの、一層、勉強に励むようになりました。

その効果もあって、中3の2学期にはあれほどハードルが高かった第一志望の高校もいよいよ手に届く範囲に入ってきたのです。

そして年が明けていざ、受験本番。

子供は見事第一志望の高校に合格を果たしました。

いや、合格した日に家族三人でお祝いをした時のお酒の美味しいことと言ったら、言葉には表せませんね。

この合格は家族みんなで勝ち取ったような気分になったものです。

やっぱり何かを成し遂げようとしたら何かを犠牲にすることって必要だと思います。

今回の願掛けではそんな大事な事を教わったような気がします。

願掛けをすると、目標に対するモチベーションにもなりますよ。

これから何かを成し遂げようと考えている人は是非、参考にしてみて下さいね。

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