これは私が中学生だった頃のお話です。私はとにかく勉強が大の苦手でした。特に英語と社会はまるっきりダメで、ビー動詞ってなんだろう?エー動詞はいつでてくるのかな?なんて言っちゃってるかなりのお馬鹿さんでした。運動も苦手だった私は、中学生になって初めてできた縄跳びの二重飛びに今さら夢中になり、勉強そっちのけで毎日飛んでました。そして一番問題は、勉強できない自分のことを全く気にしていなかったことです。しかし、中三になったら話は変わってきます。まわりは勉強一色になり、あそこの高校は偏差値がいくらだ、私立だとあそこがいいなどそんな会話ばかりになります。そこで初めて焦りだす私。いろんな模試を受けてみるもどの高校もD判定やE判定ばかり・・・もうこうなると神頼みしかない!私が住んでるところは幸いにも福岡!ここには学問の神様、菅原道真公が祀られている太宰府天満宮があるではないか!苦手な歴史で唯一覚えていた情報です。藁にもすがる気持ちで太宰府天満宮に願掛けにいきました。こんなちゃらんぽらんな私でも、さすがに何もしないのに合格させてくださいなんて願うのは虫がよすぎると思ったので、これから一生懸命勉強しますので、どうにか高校に合格させてください。そうお願いしました。それからは心を入れえて勉強に励む毎日。塾にも通い始めました。それから成績がメキメキあがって学年首位に!なんてことはなかったですが、苦手だった英語も社会も人並みの成績をとることができるようになりました。そして受験が近づいてきたある日、私はまた太宰府天満宮にお参りにいき、願掛けをしました。あの日から一生懸命がんばりました。なのでどうか受験は私の得意分野がでるようによろしくお願いします!!いよいよ受験当日。試験内容をみるとどうでしょう。まさに私が得意としている分野ばかりではありませんか!すらすらを問題を解くことができ、私は無事に志望校に合格することができたのです。あの時は菅原道真公本当にありがとうございました。
34歳 太宰府天満宮で学業祈願 無事合格
