40代、現在子育て中の専業主婦です。これは、30代の頃のことです。家族の一人に病気が見つかり、自分にもなにか出来ないかと考えた時に神頼みではありませんが、お参りに行きました。病気になってしまったら、周りの人間にはどうしてあげることも出来ないんだなと強く感じました。確かに、お見舞いに行ったりすることは出来ますが、何か出来ることはないかとすごく思っていました。そして、他の家族と一緒に神社へおまいりに行きました。普段は、正月にお参りに行くぐらいですが、本当に藁にもすがる思いでした。ただ必死に、お参りしていました。何も出来ないので、せめてお参りに行くことしか出来ませんでした。神社には、他にもたくさんの人がお参りに来ていました。ただひたすらお願いするしかありませんでした。自分たちがお参りに行ったからではないかも知れませんが、家族の病気も良くなり本当に良かったと思いました。もちろん本人が病気と必死で闘ったからだと思いますが、いざとなると本当に何もしてあげれないんだなとつくづく感じました。しかし、お参りに行くことで自分たちの気持ちも少し楽になるような気がしました。かなり思い詰めていたし、そう言う風に思い詰めてばかりいてはいい雰囲気でもなかったと思います。今思えばそう言う風に思えますが、その時には周りが見えないと言うか、何とも言えない空気があったんだと思います。しかし、神社にいってきちんと願掛けをすることで、気持ちの切り替えみたいなものが少し出来たようにも思いました。ただ、ただ暗く、思い詰めてばかりだったのが自分たちの考えも少し変わったようにも感じました。神社などに行くと、その場所に行くだけで気持ちが本当にいい風に変われたように感じたので、その場所に行くだけでも良かったのかもしれません。いい気みたいなものがもらえたように思います。毎日張つめた空気のなかにいたので、少し気持ちが楽になったのを覚えています。
30代、女性 神社に願掛けし気持ちが楽になった
