僕は当時、偏差値の低い工業高校に通う地味でイケてない高校生でした。そんな僕も高校3年生になれば人並みに次の進路に悩んでいました。工業高校の一般的な進路先としては高校とズブズブの関係にある企業に高卒で就職もしくは公務員試験を受ける(※みんながみんな合格できるわけではない)だいたいこの2パターンに収まることになります。しかし、中には大学進学を目指しひたすら孤独な時間を過ごすという選択をする物好きも中にはちらほらいます。そう、僕もその中の一人でした。なぜ偏差値の低すぎる猿のような高校から地元で上から二番目の大学を目指すことになったかというとそれは、「女の子と遊びたかった」からです。工業高校というのは基本的に女の子が非常に少ないんです。約30人で1クラスだとするならその中に女の子は1~2人。加えて、僕の通っていた工業高校はクラス替えもなく3年間みんな同じ顔ぶれ。「僕の人生の女友達はこのクラスの、あの2人!?」そんな思春期のモヤモヤが僕を大学受験という修羅の道へと導きました。もともと頭は良くないんですが、授業やテスト・先生からの評価はそこそこだったんで成績・内申点はなぜか良かったと思います。そのおかげもあり2枠しかなかった推薦の1枠をゲットできました(案外ちゃっかりしているのかも)。1枠ゲットしたからにはこっちのもんだってことで、小論文や筆記、面接対策に明け暮れんました。ほんとに僕は「可愛い女の子たちとの大学生活」だけを夢見ていました。受験の準備期間中は通学路を外れたところにある地元の神社にほぼ毎日お参りしていました。今思うとその時間で少しでも勉強しろやと思うんですが、当時、高校生だった僕は必死で神様に「志望校に合格させてください」と願掛けしていました。その願掛けのおかげ(?)もあり無事に第一志望の大学に推薦で合格することができました。なにかを願う心(動機は不純ですが)とそれに伴った行動が掛け合わされたら結果として残るんだなぁと勉強になりました!信じる気持ちって大事!
18歳高3の男子 大学合格! 女友達できました
