「願掛け」と聞くと「自分で努力もしないで神頼みなんて…」と思われる方もいるかもしれません。でも私は「願掛け」を目的・目標までに自分の中で守ること1つを明確にできるとても効果的な方法だと思っています。そして、これは自分にとって夢のような大きな目的・目標であっても、1週間後には叶えられるかもしれない小さな目的・目標であっても同じだと思います。こんな風に思ったきっかけは、私が社会人になって数年目に実践した1つの「願掛け」です。学生時代は裕福とは言えない家庭環境だったため、学校帰りに友達とコーヒーショップやファーストフード店に寄り道などほとんどできませんでした。お昼ゴハンも学食や購買の利用もできず、毎日自分で作ったお弁当を持参していました。お小遣いをなんとかやりくりしてたまにコーヒーショップに行ったとしても「この1杯でおにぎり○個買えるな…」とか考えるような学生でした。高校を卒業して、社会人になり自分で自由に使えるお金が学生のころよりも多くなったことをきっかけに、どんどん食生活が乱れていました。特に外食には憧れが強かったらしく、週の半分くらいは夕食を外食または飲み会で済ませていました。そんな生活を続けるともちろんみるみると体重が増えていきます。20代前半、恋愛への関心やスタイルが気になる年頃でもあったため「このままではマズイ」と思いダイエットを始めるにあたり、「願掛け」をスタートです。【ダイエットを成功させたい】という目的・目標に対して【夜9時以降の飲食を禁止する(と成功する)】という「願掛け」をしました。これが「願掛け?」と思うかもしれませんが「大事な仕事や試合などの前は、靴下は必ず右足からはく」なんて話を聞いたことがあると思います。【夜9時以降の飲食を禁止する(と成功する)】というわかりやすい「願掛け」だったおかげか、それから1年程度で目標体重になりダイエットを成功させることができました。おそらく【ダイエットを成功させたい】という目的・目標だけでは結果はともなわず、途中で挫折していたと思います。目的・目標に「願掛け」という自分の中で守ることがあったからこそのダイエット成功だったと思います。「願掛け」の意味を調べると「神や仏に願い事をする」といった内容ですが、自分自身への約束事と考えると「願掛け」に対するイメージや考え方が変わってくると思います。そしてこれから達成したい目標などがある時は「願掛け」を試してみるのもいいと思います。
20代前半 願掛けしてダイエット成功 これからもワクワク
