私は20代後半の女性で、小学生の頃にはおまじないや占い、ジンクスなどがとても流行っていました。学校でもそうですし、子供向けのおまじない本やジンクスを投稿するサイトが数多くあり、毎日見ては実践していた記憶があります。大人になった今でもその名残があるようで、無意識的に当時のジンクスを思い出しては「良いことがあるかも!」と喜んでいます。例えば車関係のジンクスは多くて、「黒ナンバー(黒地に黄色いナンバーが書かれたナンバープレート)を見ると良いことが起こる」というものがありました。大人になって調べてみると、黒ナンバーは事業用軽自動車につけられているものだそうで、宅配便の軽トラックやワゴン車など探せば結構見つけられるものなんですよね。でも昔はネットショッピング等もそこまでメジャーではなく配送業者も今ほど多忙でなかったので、そこまで事業で軽自動車が使われることがなかったため見つけたらラッキーだったんだと思います。今は黒ナンバーより青ナンバー(外交特権が与えられている車両)の方が、めったに見られないのでラッキーな気もしますね。ジンクスといえば、画像に関するものもたくさんありました。ハート形の雲や、指輪の影がハート形になっているものを携帯の待ち受け画面にすると、好きな人と両想いになれる。お札の写真なら金運アップ、など。どれも可愛かったり雰囲気のある画像だったので、実際に私も待ち受け画面に設定していました。そんな風に子供のころはたくさんのジンクスで一喜一憂していましたが、大人になってから新しく得たものはないかもしれません。むしろ自分でジンクスを作る、ゲンを担ぐことの方が増えました。またスピリチュアルに頼らず理論的に行動することも増え、なんだか寂しくなってしまったり。しかしジンクスというものは、自分をポジティブな方へ向かわせるものですから、自分が気持ちよく過ごせるならどちらでも良いのかなと思います。
28歳女 学生時代のジンクスを思い出す
