現在は40歳台の子持ち主婦です。昔、私がある職場に勤めていたときにやっていた、ある行動についてお話します。このときの行動がもとで、私はあるジンクスにはまりました。その職場の女性たちのうち、半数以上が派遣社員でした。私は、女性社員の中で少数派の正社員でした。その職場に、長く勤めていて、私より年上の派遣社員の女性がいました。長く勤めているだけあり、職場のことは本当によく分かっていて、仕事も出来る人でしたが、正社員になれませんでした。その人にとっては、後から入ったのに、正社員の私が疎ましかったのでしょう。明らかないじめというのとは違いますが、何とも言えない嫌な気持ちにさせられる態度をとってくることがあったのです。もう一人、別の女性社員で、その古株の女性社員の腰ぎんちゃくのようになっている女性もいました。その人も、とても子供っぽいやり方でチクチク嫌がらせをしてきました。要するに、その職場は私にとってあまり人間関係がよくありませんでした。私はその状況を、仕事で大変ならまだわかるけど、仕事に直接関係のない職場内の人間関係でごちゃごちゃするのは、非効率だし、嫌だなあ、と思っていました。いつ嫌がらせがあるか分からないし、それに耐えたところで、成長できる何かがあるわけでもないからです。ここで、私は冒頭の「ある行動」を取りました。それは、毎日出社したとき、会社の入り口のところで、「今日は嫌なことがありませんように」と強く念じることでした。不思議なことに、心を込めて、「嫌なことがありませんように」と念じた日ほど、その日1日の嫌なことが少なくなっていきました。気のせいと言われればそれまでですが、そうなると、もう念じずに会社に入ることができなくなり、入り口前で誰かに話しかけられてうまく念じることが出来なかった日などは、不安でしょうがなくなりました。でも、何か嫌なことがあったとき、念じるってけっこういいと思います。今でも、念じることは私のジンクスです。
40代女性 職場で嫌なことがないように、念じる
