私は、40代の主婦です。在宅で仕事をしながら、子育てをしています。今思えば、とても不思議なのですが、今から10年くらい前に、とある方との出会いがありました。その方からある事を教わったのです。それは、褒められたときに絶対に否定するなというものでした。私は、もともと単細胞な性格なので、その言葉を確かに受取り、それから褒められたときはありがたく感謝するようにしました。もちろん、場合によっては明らかにおせじだと思うこともありましたし、ここは「いえいえそんなことはありません、まだまだですよ」と答える方が大人の対応であるとわかることもありました。でも、そんなときこそあえて「ありがとうございます、嬉しいです」と返すようにしたのです。遠慮がちな性格だった私にとって、この対応はかなり勇気がいることでした。でも、なぜか信じようと思えたのです。中には、私のこの対応に、こいつは馬鹿だといった目で見てくる人もいました。でも、負けません。変な人と言う人もいました。でも、負けません。そんなこんなで10年経った今、気が付けば私はとても幸せになっていたのです。お金の苦労もありませんし、良い仕事にも恵まれています。特に嬉しかったのでは、一度も勉強しろと言ったことがない子供が、サクサク勉強して良い学校に進み、現在も楽しく学生生活をしながら良い成績を出していることです。何も言わなくても子供は勉強するので、特別塾などの学費もかかりませんし、結果的に経済的になっています。この私のジンクスは、本当はみんなに教えたいことなのですが、教えてもまず誰も実行しません。こんなに簡単なことなのに、実際にやるには勇気が必要だからなのでしょう。10年前に私に教えてくれた人は、後にこう続けました。「ほめてもらったときに否定してしまうと、そのハッピーを受け取れないんだよ。見えないに力にその褒められた能力を要らないんだねって判断されてしまうから、もったいないんだよ」と。褒められたら、素直に喜ぶ。これが私が大切にしている秘密のジンクスです。
40代女性 褒められたら絶対に否定しない
