30代後半のパートで働く女性です。お金をためるようにやっている努力は、小銭を極力使わずに貯金箱に入れるということです。以前も貯金をしたいと考えて、給料から毎月一定の金額を貯金にまわすという方法をとっていました。しかしそれはかなり無理をしていたので、給料日前になると手元にお金がなくなり、食卓に並ぶおかずがかなり貧相になってしまいました。財布の中を見るとお金がない、だけど銀行口座からはお金をおろしたくないという考えはかなりストレスを感じさせます。また過度に節約をし過ぎると精神的にも疲労をしてイライラしてしまうことが多くなったので、その方法は中断しました。そして無理なく貯金をすることが大事だと考えたので、現金で支払いをしたときに渡されるおつりだけを貯金することにしました。毎日、自宅に帰ってきたらお財布の中にある小銭だけを貯金箱に入れるようにしたところ、3ヶ月ほどで比較的大きめな貯金箱が沢山になりました。それらを銀行に持っていき、貯金をするようにしたら、想像以上にたまっていたので驚きました。100円玉や500円玉も含まれているので、時には10万円以上になることもあります。無理に節約をしたり、貯金をしなければならないと強迫観念に苛まれることがない貯め方なのでストレスを感じることもありません。そして小銭貯金で良いことは、お財布が重くならないので身軽でいられることです。さらにお札がお財布の中に入っていると、お金を使うときは崩さなければなりません。特に1万円札を使うのは嫌だという気持ちが働くので、少しくらい欲しいものであれば我慢するという行動もとれるようになりました。それが結果的に節約につながっているようで、小銭貯金をしてからは以前よりも家計の出費を抑えられることに成功しました。ただこれから小銭貯金について続けていけるかは不安があり、それは電子マネーやスマホ決済が多くなっていることです。お金を持ち歩かなくて良いことは嬉しいですが、電子マネーなどは使い過ぎてしまうのではないかということが心配です。でも小銭貯金は誰でも簡単に始められることですし、お財布を大きなものからコンパクトのものにするエコな方法でもあると思います。
38歳女、小銭貯金で節約に成功
