40代主婦、夫と二人暮らしでパートをしています。うちは、30代後半になってから結婚したので、すぐに不妊治療を行いました。不妊治療は4年おこないましたが、約600万円ほどかかりました。晩婚ですが、もともと主人は転職を何度かしていた為あまり貯金がなく、不妊治療でかかったお金の約半分は、私が独身時代に貯めたお金です。そんなにお金をかけたのに残念ながら子供は授かりませんでしたが、貯金がスッカラカン状態で子供を授かってもこの先の生活がどうなるのか不安な部分もありましたから、心のどこかで少しホッとする自分もいました。600万も使ってしまい、今考えると恐ろしいですが、あの時は必死で、金銭感覚がマヒしていたと思います。不妊治療を終えたのは42歳。貯金ゼロの我が家はこの先どうやってお金を貯めようかと試行錯誤が始まりました。まず無駄な出費はないかを見直しました。新聞は日本経済新聞、そしてWOWOWに入る。これだけは主人の譲れないことでした。正直、どちらも私にとっては不要な経費でしたので、かなりモメました。妥協策として、主人はスマホを解約しました。会社の携帯があったので、それがあれば個人携帯は不要と判断しました。次は保険の見直しですが、ここは慎重になりました。この先どんどん歳を重ねていくと、当然保険料も上がります。目先の金額の安さにつられ、将来また保険に入り直すことがあればそれこそ経費の無駄なので、多少高くても、充実した内容の保険にしました。そしてクレジットカードは、夫婦ともに楽天カード1枚に統一。それまで年会費のかかっていたデパートのカードや、ガソリン用のエネオスカードはどれも解約することにしました。特にガソリンの単価は上がっても、楽天ポイントの還元率の方が高いことが分かりました。ちなみに楽天カードの親は私で主人は家族扱いです。これなら主人がカードを使っても明細は全て私が管理できます。そして出張で新幹線に乗る時なども必ずカードを使ってもらいます。どんな些細な買い物でもカードを使用し、楽天ポイントを貯めます。うちは貯まったポイントで買い物というよりも、お給料前のピンチの時に、ポイントを使ってタダで外食しています。節約ばかりでは楽しくないので、外食をしつつ0円に抑えるのは快感です。小さなことから始めなければ、お金は貯まりません。そして、「いつかやろう」と思っているとあっと言う間に時間は過ぎて、無駄なお金は流れ続けます。そうならない為にも、ささいなことでも思い立ったらすぐ行動することが、お金が貯まる第一歩だと私は思います。
まずはクレカを家族で1枚に統一!40代主婦が最初にはじめた節約術。
