31歳女 小学生のときのおまじないで人生がハッピーに

30代、イベント企画の会社員、女性です。

小学生のときに、当時はやっていた風水をモチーフにした漫画のファン本に載っていたおまじないを試したことがあります。

それは、好きな人の名前を消しゴムに書いて誰にも見つからず、最後まで使い切れたらその恋が叶うというもの。

そのファン本以外だけではなく、母からきいたことのある方法でもあったので、好きな人ができるたびに消しゴムに名前を書いていました。

しかし、そもそも消しゴムは最後まで使い切れないことが多く、ほぼ恋がかなったことはありませんでした。


一度だけ、小学6年生になったときに、「小さい消しゴムを使えばよいのでは?」と思い、ハムスターの形をしたとても小さい消しゴムに一生懸命想い人の名前を書いて、3日ほどで使い切りました。

思い立った私は、使い切ったその日の内に相手に告白しました。

答えは何とOKでした。

はじめから小さい消しゴムでやればよかったとその日は小躍りして帰えりました。

しかし、翌日友達にそのことを告げると、「相手は他の女の子にも告白されてOKと伝えていたはずだよ」と聞かされました。

もやもやしたまま数日様子を伺ってみたものの、特に付き合っているということを実感できる変化もないまま、校舎裏で彼が別の子と手を繋いでいるところを目撃し、その場で号泣して「告白はなかったことにしてください」と伝えました。

「小さい消しゴムでズルをしたからだな…」と心の中で反省しながら、それ以来消しゴムのおまじないはやめました。


大学に入学してから、どうしても気になる人ができ、ふとこのおまじないのことを思い出して、何か拠り所が欲しかった私は再びこのおまじないに挑戦しました。

もちろん、今度は大きな消しゴムです。

使い切るまでに1年かかりましたが、なんと使い切りました。

1年間の片思いの拠り所になってくれた消しゴムを使い切るときは少し悲しかったです。

使い切ったその日、相手に告白し、何と今度もOKをもらいました。

色々ありましたが、今、その人が私の旦那さんになっています。

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