おまじないの由来を調べて気づかされたこと

初めまして、私は30歳の男性です。


今回おまじないについて過去に面白いエピソードがあったのでお話したいと思います。



よく手のひらに「人」という字を3回書いて、それを「飲みこむ」ということをしますよね。



例えば、コンクールの発表前、テストや面接の前、試合の前、スピーチの前、その他大切な会議の前など、多種多様な場面で老若男女問わずこのおまじないをためしたことはあるかと思います。



自分自身も幼いころから、このおまじないは使っていました。


そしてそれで受験がうまくいったこともあれば、アルバイトの面接で失敗したこともあり、そもそもこれは何でこんな「人という字を三回書いて、さらにそれを「飲み込む」なんてヘンテコな方法のおまじないになったんだろうと疑問をもったことがありました。



そこで気になって辞書を調べてみるとこの有名なおまじないの由来は
”演劇で人前に出る機会の多い人が、舞台の上で度胸がつくように相手を圧倒するという意味の人を「呑む」と常用の「飲む」かけた駄洒落”が由来していると言われていることがわかりました。



それだったら人という字を一回書いて飲むだけでもいいのに、当時の人は「たくさん人を呑まなければいけない」という気持ちから三回も人という字を書くおまじないを思いつくに至ってしまったんですね。


少なくとも、四回、五回とそれ以上回数が増えなかったのは幸いですが・・。



どちらにしろ、元々の由来から考えると緊張を解くこととは全く関係ないことがわかって、ちょっとがっかりしてしまいました。


がっかりしてしまった中でも、
唯一少しよかったと思うことは、こういう由来があったんだなと歴史的に勉強になってことです。



しかし、いくら勉強になったと言っても、やはりおまじないというのは理由を調べるとこうやってがっかりしてしまうデメリットの方が大きいと思いますので、これを読まれてる方はあくまでもおまじないはとにかく理由もなく信じることにしておいた方いいと思います。

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